育児相談室
おむつ&おしりのお役立ち情報局

第30回 男の子のトイレトレーニングはどうしたらいい?

男の子には「立っておしっこ」の練習を

男の子の場合、立って上手におしっこできるようになるのが、トイレトレーニングの最後の仕上げです。まわりに飛ばさないで、きちんと便器にするように教えましょう。3歳くらいを目安に、トイレトレーニングがひと通り完了してからでかまいません。

はじめはズボンもパンツも全部脱いで練習するのがいいでしょう。次にパンツの横や上からおちんちんを出してする練習、というように徐々にステップアップしていくといいですね。ズボンはウエストがゴムのものを選びましょう。布地の硬いズボンやぴったりしているタイツは下ろしづらいものです。長めのシャツは上手くたくしあげられなくて、おしっこを引っかけやすいので避けたほうが無難です。

周囲のマネをしながら覚えていきます。パパがお手本を見せてあげましょう

保育園での生活もトイレトレーニングに効果的。お友だちやお兄ちゃんたちの様子を見て、それをマネしながら意外にスムーズにトレーニングをこなしていきます。家が洋式トイレで保育園が和式トイレでも、男の子用の便器を使ったことがなくても、まねっこで使い方を覚えていくようです。

自分でおちんちんを持って狙いを定めておしっこをするのはなかなか難しいので、おうちではママが教えるよりもパパが教えてあげるといいでしょう。いっしょにトイレに行ってお手本を見せてもらうと、まねっこが好きな年齢なのですぐにやりたがるはずです。立ってする姿を見て、パパと同じようにしたいと一人で上手にできるようになるでしょう。

六笠元子先生(元星美学園短期大学教授)

現在も「幼児の健康」「幼児保育」「小児保健」など乳幼児の健康に関する科目を担当しながら、ママの悩みに答える電話相談員の活動も行っています。孫の成長が、何よりの楽しみ。

製作:ベビカム編集部

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