育児相談室
赤ちゃんの病気豆知識

熱が出る病気・うつる病気

突発性発疹

かかりやすい月齢/6ヶ月〜1歳半
かかりやすい季節/通年

どんな病気?

生後はじめての高熱という赤ちゃんが多数

元気な赤ちゃんが生まれてはじめて高熱を出したとき、まず考えられるのが「突発性発疹」というほど、赤ちゃんに多い病気です。ウイルスによる感染症ですが、伝染力は弱く、感染しても風邪のような軽い症状で済む場合もあります。大半は1歳未満、遅くても2歳くらいまでにかかり、一度かかると二度とかかりません。

主な症状は?

発熱のあと、全身に発疹が広がります

突然39〜40度の高熱が出ますが、高熱のわりに赤ちゃんは元気で、食欲もさほど落ちないのが特徴です。場合によっては、熱性けいれん(ひきつけ)や下痢を起こすこともあります。熱は3〜4日で下がり、熱が下がったとほぼ同時に、おなかや背中などを中心にポツポツと小さな赤い発疹が現れます。かゆみはほとんどなく、2〜3日で自然に消えていきます。

治療とおうちでのケアは?

水分補給と安静を心がけましょう

突発性発疹と確実に診断できるのは、熱が下がって発疹が出てからです。この間は他の病気の可能性も否定できないので、まずは受診を。高熱が出るので湯冷ましや麦茶、ベビー用イオン飲料などを与えて、こまめな水分補給をすることも大切です。離乳食は消化がよく、食べやすいものがいいでしょう。汗をかいたら下着やおむつをこまめに替え、頭やからだを冷やします。4日以上熱が下がらない場合や水分補給ができない場合は、再度病院へ。

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