育児相談室
ベビーの肌着

先輩ママからのアドバイス

現在育児をしていらっしゃるママや、かつて育児をしていらっしゃったママが登場。肌着に関するアドバイスや、体験談を語っていただくコーナーです。

3カ月と1歳5カ月の子どもがいます。
肌着の上手な着回しを教えてください。

先輩ママからのアドバイス

今回の先輩ママ:M.Iさん
1男2女の3人のお子さんがいらっしゃるママ。兄弟間の年齢が近かったため、育児はとても大変だったとのこと。現在は育児を終え、ライター/エディターとして活躍中。

生まれた時期が同じであれば、男女の兄弟でも肌着の着回しはできる

肌着に関しては、男女のちがいがあっても、かたちの違いはありません。ですからベーシックなものを購入し、ていねいに着せていけば、男女の兄弟だって着回しできるんです。むしろ着回しが難しいのは、生まれた時期が異なる場合。生まれた時期が違うと、サイズと素材が違ってきますから、着回しができなくなってしまうんです。私の場合は、長女を5月、長男を7月、次女を7月に出産しました。それぞれ2つ違いですが、3人とも春から夏にかけて生んだので、長女と長男で肌着を着回し、長男と次女で肌着を着回すことができたんです。ただ、着替えはたいへんでしたね。赤ちゃんはたっぷり汗をかきますし、何かと衣類を汚すので、1日3回着替えさせることもありました。夏生まれで大変なのは、洗濯ではないでしょうか。

縫製や素材もきちんとチェック。バーゲンも忘れずに!

短肌着でも長肌着でも、いたみやすいのは首の部分です。ここがよれてしまい形くずれすることが多いので、首の部分がしっかりした肌着を選びましょう。
肌着の素材や縫製もチェックするといいかもしれませんね。シーズンが終わると、ベビー用品のお店やメーカーはバーゲンを行いますので、双子のお子さんや年齢の近い子どもさんがいらっしゃるママは、忘れずに行くことです。赤ちゃんがいらっしゃるママには、肌着をプレゼントするとよろこばれると思います。ウエアは好みがあるのでセレクトが難しいですが、肌着はいくらあってもイイものですからね。

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赤ちゃんの肌着はどのように洗濯したらいいの?
上手な洗濯方法を教えて!

先輩ママからのアドバイス

今回の先輩ママ:A.Sさん
男の子2人、女の子2人の4児の母。専業主婦として目まぐるしい毎日を送っています。 家族揃っての外出や旅行が大好きです!

生まれた時期が同じであれば、男女の兄弟でも肌着の着回しはできる

はじめて子どもができたときにはすべて手洗いでしたが、二人目が生まれてからは 洗濯機で洗うようにもなりました。とくに汚れがひどいもの、落ちにくいものがあるときにはバケツにつけておき、手洗いするというのが私のやり方です。
洗濯のときにも関係してきますが、私は下着を購入する時に素材もしっかりチェックします。最近私がよく購入しているのは、トレッキング用の肌着です。ポリエステル100%の肌着なのですが、吸水性と通気性がよく柔軟剤を使う必要もありません。
しかも綿とはちがって肌着がよれることもないので、長く使用することができます。

液体の洗剤が赤ちゃんにはベター。液体なら、衣類に洗剤が残りません

洗剤については粉洗剤よりも、液体洗剤をおススメします。なぜならば、粉洗剤 はしっかり水に溶けない場合があり、衣類に残ることがあるからです。赤ちゃんのデリケートな肌には、水に溶けやすい液体洗剤がいいでしょう。新生児の頃は、短肌着をご購入する方が多いようですけれど、子どもはあっという間に大きくなります。つまり短肌着を着せる時期は、非常に短いのです。しかも短肌着は着せているとすぐに上にあがってしまうので、おなかが冷えてしまうことがあります。そこで私は、新生児のうちから少し大きめの肌着を着せるように していました。サイズ80くらいのコンビ肌着を多めに購入して、新生児の頃から着せるわけです。
するとほかの子どもとも着回しができ、重宝します。洗濯の融通もきくので、双子さんや年齢の近いご兄弟がいる場合は、大きめのサイズのコンビ肌着をたくさんそろえておくとよいと思います。

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出産祝いに肌着を贈りたい。
どのようなものを選べば、よろこばれるの?

先輩ママからのアドバイス

今回の先輩ママ:K.Iさん
女の子2人の2児の母。今年から子どもたちが中学校と小学校に行くようになりました!二人とも未熟児で生まれ、乳児のときは肌着選びや検診で非常にたいへんでした。今じゃいい思い出かも。

おすすめは、足下がスナップどめのツーウェイタイプ

赤ちゃんの肌着の定番といえば、短肌着・長肌着・コンビ肌着。これらは定番なので、たいていのママさんは出産前にそろえておくものです。しかし新生児は想像以上に着替えさせる回数も多くなるため、生まれてから足らない!ということがしばし起こります。そういう意味では、どれをプレゼントしてもよいのかもしれません。ただ個人的には、ツーウェイタイプの肌着をおすすめします。なぜなら、小さいときには足下をとめてベビードレスのように使い、大きくなったらカバーオールのように足を分けて使うこともできるからです。このタイプなら、新生児から6カ月くらいまで使うことができるため、プレゼントすると重宝するでしょう。ツーウェイタイプのなかには、足下が“ボタンどめ”のものもありますが、“スナップどめ”を選ぶと、なおよいと思います。新生児のうちは着替えさせる回数も多く、とめることさえ大変!しかも、ボタンは赤ちゃんの肌に負担がかかることもあり、落とすと口に入れかねません。しかしスナップどめなら、ボタンを落とすこともなく、肌着の着脱も簡単。機能性をしっかり考えるということも、上手な肌着選びのポイントです。

好みのものをもらうとうれしいもの。親しい仲ならいっしょに出かけてみては

肌着と洋服を重ね、袖の部分を通しておく…というのは、ママのあいだで知られている着脱の早ワザのひとつ。これがおなじメーカーの製品だと非常にうまくいくんです。それに肌着と洋服をセットで贈ると、プレゼントとしても見栄えがいい。ただ、具体的にどんな色や柄、デザインのものを選べばいいかというのは、非常に迷うところでしょう。特にデザインについては、注意したほうがいいかもしれません。ご存知のように、赤ちゃんの肌は非常にデリケート。首もとにレースなどがあると、場合によってはかぶれてしまうこともあります。また、人によってはブランドやテイストにこだわりがあるという方もいらっしゃるはず。親しい間柄であれば、ほしいものを具体的にたずねたり、いっしょに買いに行ってみてはどうですか?きっと楽しい時間になるにちがいありません。

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発熱のときの赤ちゃんの着替えはどうすべき?
冷えない肌着や上手な着脱法について教えて!

先輩ママからのアドバイス

今回の先輩ママ:M.Kさん
男の子二人のお子さんがいらっしゃるママ。上のお子さんは小学2年生になり、バスケットと野球をやりはじめたとのこと。また、下のお子さんは4月から幼稚園に通うように。生活のサイクルが変わり、慌ただしい毎日を送っています!

発熱のときの着替えは、段取りよく。赤ちゃんのからだを冷やさない工夫を

上の子どもは「溶連菌感染症」にかかることが多く、発熱の対応にずいぶん追われたものです。肌着は1日に4〜5枚使用しましたが、足りないことも多く、T シャツで補ったこともありました。発熱したときというのは体温が高い一方で、熱を放出しやすいもの。そのためお子さんの“からだの冷え”が気になるはずです。特に冬の着替えは、注意したいところでしょう。
子どものからだに毛布をかけながら着替えさせたり、暖房の前で着替えさせるなど、工夫することが必要です。 さて具体的な着替えの方法ですが、まずは赤ちゃんのそばに“タオル”と“肌着”を用意しましょう。次にママの膝元にタオルをおき、そこに赤ちゃんを寝かせてください。そして首や頭のうしろをタオルでふきながらすばやく首を通し、腕を通しましょう。首のすわっていない赤ちゃんの場合は、ママひとりで着替えさせるのは大変です。パパやおばあちゃんなど、周囲の大人に手伝ってもらってはいかがでしょう。

"古い肌着"や"おさがり"が重宝します!捨てずにもっておきましょう

発熱のときに着せる肌着ですが、やはり汗の吸収がよく、伸縮性に富んだ素材がいいと思います。発熱時には頻繁に着替えさせますし、汗も多くかくもの。着脱を考慮して肌着を選ぶことも大切だと思います。余談ですが、私は子どもが発熱したときに、グレーの肌着をよく着せていました。なぜなら、赤ちゃんが汗をかいているのが、一目でわかるからです。ささいな工夫ですが、これで着替えさせるタイミングが図れます。 発熱のときの肌着は、何枚あってもよいもの。“古い肌着”や“おさがり”が重宝しますから、できるだけたくさんもっておくことです。

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夜寝るときの赤ちゃんの服装は?
肌着の選び方や着せ方を教えて!

先輩ママからのアドバイス

今回の先輩ママ:N.Tさん
小学4年生の男の子、1歳5ヶ月の女の子がいる2児のママ。現在は、ライターのお仕事をするかたわら、下のお子さんの子育て真っ最中! 久しぶりの子育てに戸惑いながらも、日々奮闘しています。

季節にあわせて素材や着せ方を変えて。小物も上手に活用しましょう

夜寝るときの服装は、肌着の上にパジャマが基本。ただ、季節によって選ぶ素材や着せ方は変えたほうがいいでしょう。夏なら、短肌着に綿素材のパジャマ、または甚平を着せます。生後半年くらいまでは、寝ている間に足をバタバタ動かしてはだけてしまうことが多いので、私の場合、肌着はコンビ肌着を利用していました。冬は、パジャマをキルティングやタオル素材のものに変えて、短肌着と組み合わせるといいですね。
また、肌着以外にも、夏には汗取りガーゼ、冬にはスリーパーなど、小物を上手く活用するのも手です。私の義理の妹は、子どもが寝るとき背中と肌着の間にハンドタオルを入れていました。寝はじめはとても汗をかくので、寝ついたらタオルだけそっと引き抜きます。ハンドタオルだから、取り替えも洗濯もラクチン! 汗っかきの赤ちゃんには、特におすすめです。

体温調節の上手くできない赤ちゃん。着せすぎには要注意!

赤ちゃんに風邪をひかせないようにと、寝るときには肌着を重ね着した上に、布団を何枚か重ねてかけていたりしませんか?
わが家は上の子が9月の秋生まれ。生後1〜2ヶ月頃、やはり夜は、肌着2枚にパジャマを重ね着させ、布団をしっかりかけて寝かせていました。ちょうどその頃、保健師さんの訪問指導があり、息子がなかなか寝ついてくれないことを相談すると、どうやら寝るときの厚着が原因。室内は暖かいし、重ね着させているので、薄手の毛布などをかければ十分だったんですね。汗をかいて逆に風邪をひかせてしまうところでした。自分で体温をコントロールできない赤ちゃんだからこそ、ママが気をつけてあげることが大切ですよ。

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赤ちゃんの成長に応じた肌着の選び方、着せ方は?
おすすめアイテムも知りたい!

先輩ママからのアドバイス

今回の先輩ママ:N.Tさん
女の子2人のお子さんがいらっしゃるママ。上のお子さんは小学4年生。下のお子さんは幼稚園年中。早生まれなせいか、幼稚園で毎日のようにおもらししていたのが悩みでしたが、最近やっとパンツをぬらさないようになりました!

素材や機能など選ぶポイントも変化

赤ちゃんの成長にあわせて、もちろん肌着を選ぶポイントも変わってきます。生まれてすぐ「ねんねの頃」は冬場でもかなり汗をかくので、柔らかく汗を吸収しやすい素材が一番ですね。また頻繁に着替えをするので、脱がせやすいひもで結ぶタイプのものを活用するといいでしょう。「おすわり・はいはいの頃」は、座っていても着替えやすい丸首でボタンが1つあるタイプが便利です。「たっち・あんよの頃」になると、赤ちゃんも動きが活発になってくるので、股にボタンがついているロンパースタイプ(ボディシャツ)が大活躍! からだにフィットし、おなかが出ないので安心です。

コーディネイトを楽しめるロンパースはおすすめ!

わが家では、ロンパースタイプのものをかなり活用していました。前開きタイプのものを選べば、比較的年齢の低い赤ちゃんでも脱ぎ着させやすく便利ですよ。季節や状況に応じてTシャツやズボンとのコーディネイトも簡単にできるところが魅力ですね。今の時期なら長袖のロンパースが便利。暖かい時はその上にズボンをはかせるだけでOK。寒い時はTシャツやトレーナーを着せれば、上着だけで体温調節もできます。
また、夏の暑い時期は、1枚で着せてもおかしくないように、柄のかわいい、肌着っぽくないものを選んで着せていました。最近は、おしゃれなものがいろいろ出ているようなので、ママの好みに合わせて選んでみるのも楽しいのではないでしょうか。

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肌着はいつごろから、どれくらい用意したらいいの?

先輩ママからのアドバイス

今回の先輩ママ:S.Kさん
生後5ヶ月・男の子のお子さんがいらっしゃるママ。そろそろ寝返りができそうです。うなりながらのけぞっている姿を見ては、コロンと倒してあげたい気持ちを抑え、ビデオを構えつつ応援しています。

まずは、必要最低限の種類・枚数を用意しましょう

妊娠中、最初に用意したベビー用品が“肌着”です。産婦人科で性別を聞いた妊娠6ヶ月あたりから準備を始めたのですが、産前は「あまりたくさんそろえても…」と必要最低限の枚数だけそろえました。また、9月後半が出産予定日。ちょうど季節の変わり目で、どんな肌着を用意したらいいかわからず、気象庁の残暑予報など参考にしたのを覚えています。その結果、どうも残暑が厳しそうだったので、あえて長肌着はそろえず短肌着3枚とコンビ肌着2枚をセットで購入。ちょうど今、春から夏にかけても気温差が激しい季節なので、これから出産予定の方は、インターネットなどで気象庁のサイトをチェックしてみるのもいいと思います。

産後は赤ちゃんに適した肌着を。おすすめはボディシャツ!

産前に購入した短肌着は、ちょっとした気温・室温の変化に対応できるので、いつも大活躍! ただ、カバーオールなどの下に着せると、抱き上げたときに肌着が中でクシャクシャになっているのが気になって、産後、赤ちゃんの首がしっかりしてきた頃からは、かぶるタイプのボディシャツを購入しました。お腹も冷えないし、重宝していますよ。また、産後はコンビ肌着の使い勝手が気に入り、2枚ほど買い足しました。私の場合、産前に必要最低限の枚数だけそろえておいたので、産後は無駄がなく、赤ちゃんに最適な肌着を購入できたのがよかったですね。

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