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育児相談室

赤ちゃんの病気豆知識

春の病気予防

はしか

正式には「麻疹」といい麻疹ウイルスの感染が原因です。患者の唾液・鼻汁などの飛沫や空気中のウイルスが、のどや鼻から入って感染しますが、感染力が非常に強く未感染あるいはワクチン未接種の場合は患者と接触すると必ず感染します。さらに、発症すると高熱や発疹が10日程度続き、時には中耳炎・気管支炎などの合併症をおこすこともある重症の感染症の一つで特効薬もありませんので、予防接種による感染予防が非常に重要です。1歳時と就学前の2回、麻疹風疹混合ワクチンを接種します。生ワクチンですので接種後約1ヶ月たてば有効になります。1歳前、つまりワクチン接種前に保育園入園の予定がある場合や卵アレルギーの場合(麻疹ワクチンの成分に卵が含まれています)は主治医とよく相談して下さい。

あせも

あせもは、汗を沢山かいた時に汗の出る腺(汗腺)がつまって出来ます。汗が減れば自然に治ることも多いですが、かゆくてかき壊してしまい、傷が感染することもあります。予防には、まず汗をかかないこと。昨今の住宅事情では特にマンションなど、冬場でも室温が高いので注意が必要です。また子どもは寝ている時も沢山汗をかきますので、衣服の中へ手を入れて汗ばんでいないか確認して下さい。汗をかいてしまったら、そのままにせず出来るだけ早く洗い流すことも重要です。まめにシャワー、時間がなければ拭くだけでも構いません。外出時などすぐに汗を流せない場合は、まず吸湿性のよい衣服を着て出かけ、汗を拭いた後にサッと着替えさせて下さい。おしり部分は特に汗をかきやすく乾きにくいですので、おむつ替えの際にしばらく皮膚を乾かしてから替えるのも一案です。

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