- 昼夜の区別がつき始める
- だんだん首がしっかりして左右を見られる
- 追視ができるようになる
- おっぱいを飲むスピードがあがる
- ♂約57〜63cm
- ♀約55〜62cm
- ♂約5200〜7000g
- ♀約4700〜6400g
体の動きが活発になり、原始反射も消え始めるため、今までは左右同時にビクリと動いていた手足がなめらかに動くようになってきます。首がグラつかなくなるにつれて、自分の意志で首を左右に動かすように。
目の前に物が近づくとまばたきをする「瞬目反射」が始まり、おもちゃや人の顔が目に入ると首を動かしてその動きを目で追う「追視」をする子が増えます。また、この頃から名前を呼ばれると声のする方を見るようになります。ただし、顔の向きは変えられても手足はまだ自由に動かせません。視覚が発達するにつれて、授乳の時も目で乳首を見てから吸いつくように。おっぱいを吸うのがますますうまくなり、短時間で切り上げられる子もでてきます。
夜と昼の区別がはっきりしてきて、目を覚ましている時間もさらに増加。機嫌がいいと、1人で「アー」「ウー」などと声を出していることも。体重は1日に 25〜50gずつ増加し、2カ月の終わりには生まれた頃の倍近くになります。
2カ月に入ると、おむつを替えても授乳しても赤ちゃんが泣きやまないことがあります。このように、わけもわからず赤ちゃんが泣き続けることを「コリック」といい、腸の動きでおなかが痛むからともいわれています。正常に育っている赤ちゃんによく見られることなので安心して。おなかを軽くマッサ−ジしてみたり、あわてずのんびりとあやしてあげましょう。
また、首が動くようになると興味が広がり、音にも敏感に反応します。オルゴールをかけたり、ガラガラを振って遊んであげましょう。たくさん遊び、たくさん抱っこされることで、赤ちゃんの情緒が豊かに育っていきます。
また、首が動くようになると興味が広がり、音にも敏感に反応します。オルゴールをかけたり、ガラガラを振って遊んであげましょう。たくさん遊び、たくさん抱っこされることで、赤ちゃんの情緒が豊かに育っていきます。
赤ちゃんが母乳を「飲んでくれない」というのはママのいちばんの心配事ですね。慣れてくれば、乳房の張り具合や、赤ちゃんのようすから、満足するだけ飲めたのかどうかはわかるようになりますが、初めての経験では特に見当がつきません。最初はうまく吸い付いてくれなくて、飲み始めてもすぐに寝てしまったり、ということもよくあります。
「飲まない」ことで栄養失調になってしまう赤ちゃんは、実際にはいませんからご心配なく。体重が一時的に減ることはありますが、あとで必ず戻ります。ママが不安に思ったり、イライラしたりするのがいちばんよくないのです。
赤ちゃんのほうもだんだん慣れて上手になってきます。この時期を上手に切り抜けて母乳を続けていると、母乳の出もよくなってきて、授乳がスムーズになってきますから、どうぞ最初からあきらめないで。もうしばらくたてば、きっとママが驚くほど力強くおっぱいを吸ってくれるようになるでしょう。もちろん、赤ちゃんによって飲む量や、飲み方にも個人差があることをいつも念頭においておいてくださいね。
製作:ベビカム編集部